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​ゼミで学ぶこと

ゼミ生が履修する授業をご紹介します。

◎原則履修

  • 社会心理学:専門用語や知見など、社会心理学の基礎を学ぶ

◎履修推奨

  • 社会調査(量的調査):

  社会調査の意義や調査の種類といった基本的知識の習得、統計ソフトを用いた分析の実習

  • 統計学:データ分析を行う基礎となる考え方を学ぶ

  • データサイエンス入門:社会でデータがどのように蓄積され,利用されているかを学ぶ

​◎必修

  • 基礎演習,演習Ⅰ・Ⅱ:知識やスキルを身につけ、心理学の実験や調査を実施する

 ⇒・社会心理学用語の勉強

  ・心理統計の勉強:分析用ソフトやツールなどの使い方、実際に使用してのデータの分析

  ・社会心理学の論文に関する勉強:レジュメ、要旨などの作成

  ・実験、調査:計画を立案し、それに沿った実験や調査を実施してデータを収集、分析

(過去の研究テーマ)

 2018

 ・他人の不幸は蜜の味か?:嫉妬対象に対する感情と味覚の関連

 ・図形の色や形がイメージに及ぼす影響

 ・自撮り時の姿勢が印象管理目標に及ぼす影響

 2019

 ・月9ドラマにおけるジェンダーステレオタイプ的描写の変遷

 ・募金をしようと思う条件は何か:同調と共感

 ・ニートへのステレオタイプの抑制がリバウンド効果に及ぼす影響

 2020

 ・RPGゲームにおける性ステレオタイプ的描写の内容分析

 ・経済状況がネガティブな出来事への感情知覚に及ぼす影響

 ・理解されているという感覚は国家間の関係を改善させるか?日韓関係に注目して

  • 演習Ⅱ:卒業論文の執筆

​ゼミで使用した本

田戸岡ゼミで過去に使用した本をご紹介します。

 使用する本は年度ごとに替わりますが,どんなことを学ぶのか詳しく知りたい方は参考にしてください。

①「エピソードでわかる社会心理学-恋愛関係・友人関係から学ぶ―」

  谷口淳一・相馬敏彦・金政祐司・西村太志(2018)北樹出版

 社会心理学の入門書として、理論や用語を学ぶことができます。ゼミでは社会心理学の基礎知識を学ぶため、

初めにこの1冊を読みました。

この本では、私たちの日常にありがちな友人、恋愛に関する問題をエピソードとして取り上げ、そこに見られる

社会心理学の要素をピックアップしていきます。

田戸岡ゼミが気になる方、社会心理学を初めて学ぶ方には是非読んでいただきたいです。

②「事実はなぜ人の意見を変えられないのか」

  ターリ・シャーロット(2019)白揚社

 他人を説得しようとするときに,私たちは客観的な事実や数字を提示することがあります。しかし,そうしたデータは他人の考えを変える武器にはならないということが明らかになて来ています。では,どうすれば人の意見を変えられるのでしょうか。

 この本では多くの心理学研究が紹介されており、心理学実験とはどういったものかお分かりいただけると思います。もし「こんな実験がしたい!」と思ったら、田戸岡ゼミでいっしょに研究してみませんか?

その他書籍

・田中知恵(2021)「『印象』の心理学:認知バイアスが人の判断をゆがませる」 日本実業出版

・藤田政博(2021)「バイアスとは何か」 ちくま新書 

​年間予定表

田戸岡ゼミの一年間の予定についてご紹介します。

例年、合宿は9月頃行っています。 

例:2019年那須塩原,2022年軽井沢遠足,2023年奥多摩合宿

Q&A

Q.フィールドワークはしますか?

A.合宿でフィールドワークをします。これまで「トリックアート美術館」や「森林セラピー」など,心理学に関連する体験を行いました。

通常の授業期間では,大学の教室内で実験やアンケート調査を行うことが多いです。

研究のテーマによっては観光地に赴いてアンケートを行うといったフィールドワークも可能ですので,

ゼミに所属してから研究内容の相談に応じます。

Q.田戸岡ゼミでの研究はどういうものですか?

A.アンケート調査や実験をし,自身が立てた仮説を検討します。

主に高崎経済大学の学生に対し参加を募って,アンケート調査や実験を行います。

例えば,コロナ禍でトイレットペーパーなどの紙製品が品薄になった時に,大学生も紙製品の買いだめを行ったのか,どういった理由で購入したのか,などを参加者に回答してもらいました。

また,既存の文章や映像などのデータを自分で集めて調査をすることもあります。

例えば,ゼミではテレビCMや新聞記事,広告,就活のES,Twitterのつぶやきなどを分析対象にしました。

このようにデータを集めた後は,心理統計のプログラムを用いて,仮説を支持したか検討します 。

卒業研究についてまとめたページはこちら

Q.部活やアルバイトとの両立はできますか?

A.できます!

部活やアルバイトの時間は十分に確保できます。実際に部活とアルバイトの両方をしているゼミ生もいます。上述したように,フィールドワークが無い分,自分の時間は確保しやすいと思います。

Q.ゼミに入る前に分析の知識やパソコンの技術は必要ですか?
A.ゼミに入る前に知識や技術はいりません!ゼミで学びます。

データを分析するためには,分析の知識や統計ソフトの使い方を覚える必要があります。しかし,それらはゼミに入ってから学ぶため,予備的な知識や技術は必要ありません。

計算自体はPCで行うため,数字アレルギーでなければ大丈夫です!

Q.英語の論文を読むことはありますか?

A.あります。しかし,社会心理学でよく用いられる英語表現さえ把握してしまえば,高度な英語力は必要としません。大学受験レベルの英語が使えれば,問題ないと思われます。

また,最近では機械翻訳も発展してきているため,そういったツールの使用方法も学びます。

Q. 公務員試験対策は行っていますか?
A.ゼミでは公務員試験に向けた勉強は行っていません。

試験勉強をしたり大学で行われる公務員試験講座に参加されるなど,ご自身で試験対策を行う必要があります。

Q.ゼミ生はどんな進路に進む人が多いですか?

A.業種を問わずさまざまな進路に進んでいます。

公務員や広告、IT系など、ゼミ生の進路は多岐に及んでいます。

​最近ではシステムエンジニアとして就職する人が増えています。

​詳しくはこちら

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